安倍首相「私と妻の名誉を傷つけた」

「公人か私人かは大した問題ではない」とおっしゃたので、そのお言葉は受け止めておきたいと思います。

福山委員は、いわば私と妻が理財局等に、あるいは学校の認可等に、私たちが結果として影響を与えたかのごとく議論をしておられますが、まず第一点、西田委員が質問をする中で明らかになりましたよね。値引きに関する法的根拠について明確にしたじゃないですか。

それについてやりとりがおかしいということであれば、不当な値引きだったことになりますよ。1年前という開校を控える中でどうして理財局が判断したかについても明確になりましたよね、訴訟リスク等があることについて。

それが違うということになれば、そもそも大きな問題になりますが、そうではない。法的にプロセスに則って、正しい根拠を持ってやったということであれば、私も妻も関係ないじゃないですか。

さらにですね、私も妻も、（財務省）理財局長等々に（国有地売却に絡む話を）言っていないのに、名誉校長に「安倍昭恵」という名前があれば、印籠みたいに「恐れ入りました」と、なるはずがないんですよ。

かつてそんなことあったんですか？あったんだったら、一つでもいいから例を出していただきたいと思います。

私の妻が名誉何々になっていて、それを忖度した事実がないのに、あるかのことを言うのは、典型的な印象操作なんですよ。

先ほども、稲田朋美議員（※編集部注：「大臣」の言い間違い）への質問でも、稲田さんが（森友学園の）顧問弁護士・法律相談をしていたということを書いたのは、ある人物がブログに書いたんです。

籠池氏が言ったのは、公に言ったのではなくて、その人物に言ったわけであります。その人物は「籠池さんからそんなことを言われてない」と謝罪をしている。

であるにもかかわらず、福山さんは「だから籠池さんを呼ぼう」と。これは私の名誉がかかっているんですから。私にも散々、福山さんは…

総理、簡潔にお願いいたします

しかしね、散々、福山さんは私と妻の名誉を傷つけたわけでありますから…

散々、私と妻がまるでこれに…

総理、簡潔にお願いします

ちょっと、まずですね、後ろのですねヤジが多いとですね…

静粛に願います。簡潔におまとめください

ヤジが大きいと、私もしゃべりにくいんですよ。長々と私と妻がまるで関わっていたかのごとく…

まるで大きな不正があって、犯罪があったかのごとくいうのは大きな間違いであります。

だから時間をかけて、ご説明をさせていただいている。さらに私に説明を求めるのであれば、また改めてお答えさせていただきたい。